私は母親が好きだったこともあって、コーヒーをよく飲みます。基本、ミルクを入れるだけで多少苦味がある方が好きなタイプ。スターバックスもよく利用しますが、金銭的な面と少しの価値観のシフトからSmall coffeeをいつも頼んでいます。そして、そのCoffeeは”フェアトレード”の商品です。昔から発展途上国の貧困問題などに興味はあり、これまでも同じものを買うなら何かそこに意味のあることを!ということで選んできました。そして、日頃自分が飲んでいるコーヒーがどういう仕組みで店頭に並んでいるのか、ちょっと知りたいな〜と思い調べてみたわけです。
今年の5月に日本で上映が始まり、今週末にDVDになる「おいしいコーヒーの真実」という映画が今、気になっています。予告編を見ると、発展途上国と先進国の対比が同じ世界でもまるで繋がっていないと思わせるくらいはっきり分かれていること。映像の中にスターバックスの店員が笑顔で話す場面もそのコーヒーがどこで作られていて、どれだけの利益が貧困地域にもたらされているかを知った中では違和感以外何も感じられなくなってしまいました。予告編はこんな感じです。
この中では、一つの例としてトールサイズのコーヒー330円のうち生産者(エチオピア)には1〜3%の3〜9円しか収入がないことを伝えています。そして、コーヒー価格を決定しているNYと大手4企業を映し出し、その現状を変えようと奮闘するタデッセ・メスケラ氏の姿が移っているということ。この映画の目的もそういう現状を知ってほしいという目的から作られたのだと思います。ここでなんてスターバックスは利益だけを重んじているんだ!そういう事実を知らずに毎日飲んでいる私たちって!というように、いきなり影響を受ける人も多くいるのかとは思うけど、やっぱりそういうインパクトは長続きしないし、しっかりとした理解にはつながらないとも思っています。
事実、スターバックスは2002年からフェアトレードのコーヒーの販売を始め、生産農家に価格変動に左右されない購入額を約束、そして通常価格よりも高い値段での買い取りを行っている。
つい先月のニュースでは、”
フェアトレード認証コーヒーの大口購入者であるスターバックスが、買い付け量を来年倍増して4000万ポンドとし、フェアトレード認証コーヒーの世界最大の購入者になるというもので、スターバックスの「シェアド・プラネット」コミットメントの一環として行われる。 ”
というものもあるくらいで、映画や社会からの批判によるものかは分からないが取り組みをしているのだ。
まずは知ることが大切で、そこから自分ができることを考える。日常で当たり前になっていることがなぜ当たり前なのかをふと考えてみることもたまには必要かもしれない。とはいっても、そんな世界規模での問題に自分が何かやったってどうにもならない。そう思うのが普通。実際、フェアトレードの商品を購入しているといっても、それが本当に何かの役に立っているのかはわからないし、フェアトレードの商品も結局はこういう人の価値観のシフトによってのみ購入されるのではなく、純粋にいいものである必要がある。コーヒーならその商品がおいしく、それが実はフェアトレードの商品だったとなるのが理想だと思う。まぁ、私はそこまでコーヒーの細かい味の違いはわからない方なので、自分がどうしてこれを飲めているのかの背景を組んで、明日もまた同じSmall coffeeかな。
個人的にはこんな意識を大切にしたいと思っています。
”ハチドリのひとしずく 〜今わたしにできるこ〜”
という本の内容が、大きな問題に対して私達がどう意識を持つべきかヒントを与えてくれているようです。アンデス地方の先住民に伝わるお話なんだって。
森が燃えていました。 森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました。 でもクリキンディという名の ハチドリだけは 行ったり来たり くちばしで水のしずくを一滴運んでは 火の上に落としていきます。 動物たちがそれを見て ”そんなことをして いったい何になるんだ” と言って笑います。 クリキンディは こう答えました。 ”私は,私にできることをしているだけ” 海外で生活するようになって余計世界という視点で物事を考えるようになったのかもしれないです。
きっと明日にはそんなことも頭の片隅においやられてるだろうけど。。。