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「専門教育=内輪のパーティー」で果たしていいのか?

Category : Book
最近、毎日更新していますね。笑 まぁ、日々アンテナを張って何かしら感じているので、書くことは無数にあります。それを読んでいる人が面白いと思うかはまた別の話。

今日は、2日前に書いた「Magic Word」に続いて、専門教育、専門家に関して。考えをシェアしたい本は同じく、「街場の教育論」内田樹氏です。

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自分が将来的にやりたいことの影響も多くありますが、専門領域内であーだこーだ言っていても解決ができないことがある。もしくは社会的な認知や影響は変化していかないと考えている人間です。もちろん、まずは自分自身が追及していく専門領域で認められたり、何かの成果をあげたりすることはもちろん大切だということは分かっています。しかし、専門教育の現場。いわゆる大学院の研究レベルの話になった場合、そこは少し特殊な場であることもまた事実なのです。

内田氏は、気持ちのいいほど的をついたことはズバっと言ってくれています。私も同感だった部分を引用させてもらいます。皆はどう感じるのでしょう?これは、むしろ院を経た方からのコメントなんか頂けると私はとても勉強になる。

専門教育というのは、「内輪のパーティー」のことです。そこは、「専門用語で話が通じる」場所であり、全員が「その場のルール」を熟知しているという場所でもあります。
しかし、「内輪のパーティー」だけで専門分野は成り立ちません。ある専門領域が有用であるとされるには、別の分野の専門家とコラボレーションすることによってのみだからです。他の専門家とコラボレートできること。これが専門家の定義です。他の専門家とコラボレーションできるためには、自分がどのような領域の専門家であって、それが他の領域とのコラボレーションを通じて、どのように有用性を発揮するかを非専門家に理解させなければいけません。私が知る限りでは、どの分野でも最先端で研究をしている人は、他分野の人に自分が今、研究していることを理解させるのが非常に上手です。特に理系の人がうまい。理由は、理系の方が研究にお金がかかるので、外部資金を導入しないと研究が進められない。しかし、資金の財布を握っている「金主」は専門家ではない。その人に「ああ、この研究はおもしろそうだ。将来性がありそうだ。いろいろな分野に応用ができそうだ。」という風に思わせなければならない。だから説明の仕方がうまい。逆に人文系の人はそこがうまくないんですね。


ここで語られている内容の真意は研究をしていない私には言えませんが、黄色で示した部分は大いに納得できるでしょう。私にとってもこの非専門家、大きく言えば一般の人々にいかにその専門家が必要だと訴えることを同じように必要と思ってもらえるか。もし、その専門家の研究を生かしたい場所が社会の中であれば、研究内容と同じくらい、この非専門家にどう興味を持ってもらえるかが鍵になってくると私は思うんですね。

以前からも紹介しているTEDが最近、日本語字幕でいくつか見られるようになりました。その中に今回の話のいい例があります。話をしているのは、MITの大学院生であるデービット・メリル。恐らく、聞いている人の多くは、この考えるブロック玩具「シフタブル」がどうやって作られているかなんて全くわからない。そこはまさに専門の領域でしょう。しかし、これを見た誰しもがまさに際ほど引用した
「ああ、この研究はおもしろそうだ。将来性がありそうだ。いろいろな分野に応用ができそうだ。」
と思い、アイデアが出せる。こういうことをいかに自分の領域でやっていけるか。それがこれからの課題なんですね。

   
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Comment

No title

『シフタブル』おもしろいね!!
子どもができたら遊ばせたいね!


ん~まさしくその通りだと思うよ。
研究してきた人って、「何でおれの言葉が分からないんだ」って世間を否定する人もいるし。笑

だけど、世間一般の大多数の人がはじめっから拒絶してるのもまた事実だと思うよ。
「大先生の言うことは僕が聞いても理解できません」て。

こうやって人に興味を持たせることも重要だし、そういう人の話を聞きに来ることに対して抵抗感を捨てることも大事なんじゃないかな?

No title

すみません。。。記事の中で”院を経た方から意見を”という下りはちょっとずるかったですね。でも、コメントしてくれるクマさんはさすがです。

そうなんですよね。やっぱりいかに一般の人が抵抗なく耳を傾けようとするかが問題で、そういう状況を作るために専門家も一般の人の目線まで下がって魅力を伝えることが必要ですね。
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プロフィール

Katsu

Author:Katsu
Bridgewater state college/MasterのEntry-level programももうすぐ卒業。無事ATCになることが出来ました。早稲田大学アメフト部で学生アスレティックトレーナーとしてのスタートを切り、ハワイ大学、そして今の大学と進んできました。日本の高校以下のスポーツセーフティー環境を整えたいという使命のもと、そこに必要なのは何なのか導かれるように今は前に進んでいます。アグレッシブに『行動第一主義』。何かあれば遠慮なく。ichihara0707[アットマーク]gmail.comまで。

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