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残暑お見舞い申し上げます(熱中症対策)

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といっても、ここハワイでは年中暑いわけでそれほど実感がないのですが、日本はまだ暑さが続いているのでしょうか?多くのチームが夏合宿を行ったと思いますが、暑さに対してどう対策をしましたか?いつも問題になるのは、熱中症。いかに脱水症状にならないようにするか、暑さに身体を順応させていくか頭を悩まされたかもしれません。そんなわけで、今回は熱中症に対してのサマーキャンプでの取り組みに関して書きたいと思います。

最近、NATAからも「Preseason Heat-Acclimatization Guidelines for Secondary School Athletics」がReleaseされています。これは、高校レベルでのプレシーズンにおける熱中症対策に関してのガイドラインです。そして、NBCでも特集が組まれていてAthletic Trainerが話をしています。アメリカでさえ昨年フットボール選手を中心に熱中症で亡くなった高校生は18人にも上るということ。以下、NBCでの特集です。
     
うちの大学では、プレシーズン中に今回は教授の研究の一環としても尿検査、体重チェックを行いました。尿検査では、カラーチャートを使って尿の色から脱水のレベルを見る方法(脱水がひどいほどお茶のような濃い色)やClinical refractometerというもので、尿比重をチェックする方法(通常は1.002~1.035の間ですが、脱水の場合は尿が濃縮されるのでその値は高くなります。)の二つの方法を取っていました。また、練習前後での体重チェックも欠かせません。練習後体重の2%以上減少していた場合、水分補給が足りないということになります。

選手たちはグラウンドに行くまでに少し歩くのですが、そのルートの途中に2か所「Water Station」を配置しました。グラウンドへ行くまでに最低2回水分補給を全員に徹底させるためです。

グラウンドにおいては、WBGT(Wet Bulb Global Tempreture)を使って、温度と湿度を図ります。値によって、注意の度合が変わっています。練習中の水分補給や練習強度に関してもこの値を参考にして調節する必要があるでしょう。

guide_image_convert_20090827123745.gif

NBCの特集中に何やらAthletic Trainerがくるくる回していたものはなんだろう?ちょっと楽しそうだけどね。笑 あれは、Sling Psychrometer(乾湿計)。湿度計の一種で乾球計と湿球があって、その差で大気中の湿度を測るものです。この画像はちょっとじっと見ていると、動き始めますよ。
        sling2.gif

練習に関してもNCAAのガイドラインで最初はハーフスタイルでノンコンタクト、2時間の練習など細かく決まっています。上記で紹介した高校生に対するガイドラインでも14日間でどのように練習をし、徐々に暑さに適応させていくかが示されています。NBCの特集にも簡単に表で説明されていました。やっぱりこうやって頭の整理をすると記憶にも残りやすいので、勉強の一環としてちょくちょくアップしていきます。

皆さんのチームではどんなことをやったかコメントで頂けると大変参考になります。妙高での合宿をやったチームは今年はどんなアプローチをしたのかな?
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プロフィール

Katsu

Author:Katsu
Bridgewater state college/MasterのEntry-level programももうすぐ卒業。無事ATCになることが出来ました。早稲田大学アメフト部で学生アスレティックトレーナーとしてのスタートを切り、ハワイ大学、そして今の大学と進んできました。日本の高校以下のスポーツセーフティー環境を整えたいという使命のもと、そこに必要なのは何なのか導かれるように今は前に進んでいます。アグレッシブに『行動第一主義』。何かあれば遠慮なく。ichihara0707[アットマーク]gmail.comまで。

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