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Sports Safety Topic ~Vol.3~

Category : Sports Safety
過去2回にわたって『アメリカの高校レベルでのスポーツセーフティーの現状』『日本体育協会のJASA-ATマスタープラン』に関して取り上げました。今回は今年になって文部科学省が取り組み始め、8/26に公表した”スポーツ立国戦略”に関して。7月の時点で”スポーツ立国戦略(案)”と言う形で公表されていますが、それまでにトップアスリートを始め、各スポーツ関連団体、学識者などにヒヤリングを行っています。



そして、スポーツ庁設置構想も含め公表されたのが以下のような概要です。

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トップアスリートに対してのヒアリングを聞いてもわかるように、スポーツの存在意義や人間形成にスポーツは欠かせないものだというのは多いに共感できます。しかし、このヒアリングの中で学識者(いわゆる現場の意見として文部科学省がヒアリングした教授陣)とどのようなやり取りがあったのかがとても興味があるところです。

トップと草の根(子供達、生涯スポーツ)に対しての好循環を生み出すというコンセプトを掲げていますが、やはりトップアスリートへのサポート強化にしか見えません。メダルをいくつ取る、国立スポーツ科学センターがアスリートの対して最新のスポーツ医科学を使って、これまで以上の選手育成強化に励む。これは今までも行われてきたことであり、総合型地域スポーツクラブや学校レベルへの構想も結局はアスリートの育成に重きが置かれている形です。

そして、またこのスポーツ立国戦略に関連して来年度の概算要求では10つの要望項目で構成される『元気な日本復活特別枠』とし、9つ目の要望で『元気な日本スポーツ立国プロジェクト』が掲げられています。この要望案によれば、54億円もの予算を掲げ、以下のような取り組みをしていくということ。皆さんはどう感じるでしょうか?





トップアスリートへのサポートはお金をかける場所として皆が納得するのは確かですね。しかし、そこで行われている最新のスポーツ医科学は誰によって草の根や生涯スポーツをする人々に還元されるのでしょうか?また、明らかに医療面、スポーツ障害に関わる項目はこの中で見つかりません。唯一健康面に多少関係のある項目がありましたが、来年度の概算要求では結局この部分の予算が削られている。これが日本においてのスポーツにおける健康に対しての意識であると認識できます。直接圧倒的に関わる人がいる小、中、高校生のスポーツセーフティーのためへの取り組み、予算はありません。スポーツの世界はお金がないのは事実ですが、国がこれだけのお金をかけて行うスポーツへの政策。どうにかこの動きにスポーツセーフティーの枠を設ける事はできないのでしょうか?国立スポーツ科学センターが今の日本において多大な影響力を国に持つのであれば、そこのスポーツ医科学スタッフの取り組みに期待してしまいます。逆に言えば、そういう位置に自分が身を置けば影響力のあることができる可能性があるのかとも考えます。小学校への体育指導員の供給もいいですが、スポーツセーフティーに目を向けさせたい。いくらでも案はあるのです。それを実際に提案できるポジションへどうにかいきたいものです。また、今回のエントリーに対してコメントあれば、よろしくお願いします。
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プロフィール

Katsu

Author:Katsu
Bridgewater state college/MasterのEntry-level programももうすぐ卒業。無事ATCになることが出来ました。早稲田大学アメフト部で学生アスレティックトレーナーとしてのスタートを切り、ハワイ大学、そして今の大学と進んできました。日本の高校以下のスポーツセーフティー環境を整えたいという使命のもと、そこに必要なのは何なのか導かれるように今は前に進んでいます。アグレッシブに『行動第一主義』。何かあれば遠慮なく。ichihara0707[アットマーク]gmail.comまで。

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